低周波治療器とは、体に極微量の電気をゆっくり流してあげる機械です。心臓・脳・筋肉・神経などは、自分では感じることのできないごく弱い電気をいつも発生しています。これを「生体電気」と言い、体が正常に機能していくうえで欠かせない役目を果たしています。したがって、この生体電気に異常が起きると、体にも異常が現れますので、外部から数十mA程度の弱い電気を流してあげることで、正常な状態を作りだしてあげる。これが「低周波治療器」です。低周波とは、電気刺激の回数が低いものを言い、1~1200ヘルツぐらいの周波数を指します。
温熱治療器とは、文字通り体表から熱を加え温める機械のことです。体を温めることで、血流が良くなり、冷えやこり、痛みが改善されます。低周波治療器などと併用することで、より効果的な治療をほどこすことが可能です。
電気針とは、低周波の電気を電極を通して身体に流し刺激を与えるものです。本来であれば「針」を体内に刺して、その針に対して低周波の電極をつけて通電をするというものが一般的ですが、この器械は全く針を刺すことなく、低周波の電流を身体に流し、一般の針治療における電気治療を同様の効果をもたらすことができます。